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令和元年分国外財産調書の提出状況について

2021/02/05

国税庁は、令和元年分(令和元年12月31日時点、提出期限は令和2年4月16日)の国外財産調書の提出状況を公表しました。

国外財産調書の提出制度は、平成26年1月(平成25年12月31日分)から施行され、今回で7年目の集計となります。

令和元年分の国外財産調書の提出件数(令和元年6月末までに提出されたもの)は1万652件。前年分の9961件より691件の増加です。

国税局別の提出件数は下記の通りです。

・東京局6771件(63.6%)

・大阪局1582件(14.9%)

・名古屋局774件(7.3%)

・その他1525件(14.3%)

総財産額は4兆2554億円で、前年分3兆8965億円より3589億円の増加です。

国税局別に見ると下記の通りです。

・東京局3兆953億円(72.7%)

・大阪局6013億円(14.1%)

・名古屋局2193億円(5.2%)

・その他3394億円(8.0%)。

 財産を種類別に見ると、「有価証券」が最も多く2兆4232億円(56.9%)。次いで、「預貯金」5948億円(14.0%)、「建物」4510億円(10.6%)、「貸付金」1957億円(4.6%)、「土地」1536億円(3.6%)、「それ以外の財産」4375億円(10.3%)となっております。