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令和2年分の相続税申告状況

2021/12/20

国税庁が公表した令和2年分の相続税の申告状況によると、令和2年の1年間(令和元年1月~12月)における被相続人数(亡くなった人)は137万2755人で、過去最高だった前年分138万1093人よりも8338人減少しました。

 相続税の課税対象となった被相続人数は12万372人で、前年分の11万5267人より5105人増加しています。令和2年分の課税割合は8.8%(前年分8.3%)でした。

 令和2年分の課税価格の合計は16兆3937億円で、前年分15兆7843億円から6094億円の増加し、税額は2兆915億円で、こちらも前年分1兆9754億円から1161億円の増加となりました。

 相続財産の金額の構成比を見てみると、「土地」34.7%、「現金・預貯金等」33.9%、「有価証券」14.8%、「家屋」5.3%、「その他」11.3%となっています。

各管轄ごとの状況は下記の通りです。

 東京局管内…課税対象者は3万8258人(前年分3万6145人)、課税割合は13.8%(同13.1%)、税額は9010億円(同8692億円)

 大阪局管内…課税対象者は1万9470人(同1万8448人)、課税割合は9.0%(同8.5%)、税額は3678億円(同3060億円)

 名古屋局管内…課税対象者は1万7782人(同1万7274人)、課税割合は11.4%(同11.0%)、税額は2651億円(同2552億円)